一味違うハンドメイドサイクルキャップ

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2019/10/25 08:15

さあ、今日から本格的に自転車に乗るよ!

時差ボケで睡眠不足にならないかと心配していましたが、12時から6時までぐっすり眠れました。
玄米とお味噌汁、ベーコンエッグの正しい朝食を手早く済ませ
車に自転車を積み込み、フリーウェイ経由で40分ほどの Sanborn County Parkに向かいます。

クルマが優しい世界に感動

これといった駐車場はないので道路の脇のスペースに車を停めます。
舗装路なんだけど、割とキツイ坂にヒーコラ言いながらのろのろと高度を稼いでいきます。
私以外は3人ともSSリジッド(内、DAT氏はフルリジッドw)という変態仕様のため、ギアードの私の亀さんペースに付き合わせるのは本当に拷問。皆さんダンシングでぐいぐい登っていきました。
途中のビューポイント。モヤがたってモントレー湾は見えなかった


アメリカはクルマ社会だけど、自転車の市民権もちゃんとあるからドライバーが優しい!
抜かすときは、ブラインドカーブの手前で反対車線に入っちゃって大丈夫なの!?とこちらが心配になるくらい横スペースを開けてくれて安心して走れました。(カーブの前で抜くの自体どうかとは思うけどw)

巨石と巨木のスムースコース

土地が大きいと樹も石も大きいねぇ…

1時間20分ほど舗装路を登り、やっと着いたトレイルヘッド!
息を整え水を飲んだらいよいよスタートです。

走り始めてすぐ驚いたのは、有料コースでもないのに路面がとてもスムースなこと。やだ、ナニコレ楽しい!!
ずっと下りっぱなし、ということはなくアップダウンの繰り返しです。
トレイルにおいて登り返しが一番嫌いなワタクシですが、初めての道に心躍らせたまま進めました。

見晴らしのいいところで一休み。
前日に前を通ったアップルの新社屋「Apple Park」に葡萄をねじ込んでやる!


スムースな路面でスピードもどんどん上がりがちなのですが、相互通行なので注意が必要です。
休憩している間も、これから下る方向からどんどん人が登ってきます。
最新鋭のフルサスからまさかのオールドスチールロード(あの人、どうやって下るんだろう。担ぎ?)まで
車種も服装も本当にさまざまでこの国の多様性を見た気がしました。

お互いの権利の尊重に感動

登ってくる人が疲れた顔をして口をそろえて「Long way」と言っていた道のりを楽しく下ります。
ああ、コレ登るのはかなり辛いよねぇ…。
バイカーだけでなくハイカーにも時折出会いますが、お互いすれ違いの時に「Hi!」「Good morning!」とほほ笑むだけ。
安全な場所なら自転車から降りたり止まったりしないでゆっくり通り過ぎます。
誰も怒らないし、大袈裟なお礼は言わない。
ここでは誰もが自然を楽しめる。お互いの権利を認め合ってるからそんな必要ないんですよね。
コレは本当にうらやましい文化です。


Y氏が「パンク草」と言っていたYellow Star Thistle(アザミの一種)踏んだらホントにパンクしそう


楽しかった下りもあっという間に終わり。
自転車をクルマに積み終えたら、待ちに待ったランチタイムです!!